2003-01-01から1年間の記事一覧

官邸に出した意見その2

イラク問題に関する首相のインタビューを拝聴しました。ようやく公に発言されたこと自体は評価しますが、内容については深い失望を禁じえません。欺瞞といって悪ければ、的確でない表現が数々ありました。まず、「日本としては、今まで国際協調の下に平和的…

官邸に出した意見その1

イラク問題に対する日本政府の対応について疑問がありますので書かせていただきます。現在、アメリカによるイラクに対する攻撃が現実のものとなりつつありますが、報道等によりますと、国連による新たな決議がない場合でもアメリカの行動を支持する予定と聞…

イラク戦争

イラク戦争関連で書いた文章をまとめました。

フユシャク

ユーモラスな動きで知られる尺取虫の親は尺蛾と呼ばれる種類だ。幼虫の名前がつけられていることからわかるように、成虫はそれ自身ぱっとしない小振りで地味な蛾だ。だが、尺蛾の中でもフユシャクと呼ばれるものたちは一風かわっている。なにせ、寒風吹きす…

地衣類

地衣類というのはコケのことだとばかり思っていたのだが、分類上は両者は全然ちがうものらしい。コケというのは緑色で茎と葉の区別があり下等ながら植物の一員といえるが、地衣類は色はさまざまで茎と葉の区別がなく、植物というよりキノコやカビなどの菌類…

ツチボタル

ツチボタルという昆虫がいるらしい。ニュージーランドの洞窟の天井にぶらさがっていて青白い幻想的な光を投げかけている。その光で、エサとなるほかの昆虫を、体から分泌した糸でできた罠にひきよせるという、なんとも妖しい虫だ。この昆虫はホタルとは何の…

ある統計

パスネットという首都圏の私鉄・地下鉄のほとんどで利用できるカードがある。その5000円のやつを3月21日からちょうど3枚使い切った。5ヶ月で15000円。1ヶ月あたり3000円の計算になる。おそらくJRで利用可能なICカードのSuicaの方はもっと利用していると思う…

セブンイレブン

英和辞典で“Rain before seven, fine before eleven.”ということわざをみつけた。ひょっとしてこれがセブンイレブンの由来?

日記

久々に日記みたいなことを書いてみよう。 もういない人間の出てくる悪夢から目覚めてほっと息をつくが、お約束どおりまだ悪夢は終わっていなかった。 エスカレータで前に乗った男性のさげていたバッグの中に、2つのつぶらな光る眼。子猫だ。じっと眼をあわせ…

クロコダイアリー

小田島隆さんのサイトの詩(http://www.wanet.ne.jp/~odajima/poetry/top.html)のページがとてもいい。虚無的なワニと一日中無意味な会話をかわしてみたくなった。

夜の形

夜がどんな形か知ってますか?太古から生きている巨大な生物の頭部のようだ。( http://www.fourmilab.ch/cgi-bin/uncgi/Earth より)実際は夜の形は半球面だけど、赤道を中心に平面にマップすると、地軸が傾いているせいでこんな形になってしまう。春分の日…

Girl = Evil

読冊日記(http://member.nifty.ne.jp/windyfield/diary.html)経由で、女の子が悪であることの数学的証明というのを読んだ。検索してみるとあちこちで見つかるのでもう古典といってもいいようなものなのかもしれない。たとえば、Science Jokes(http://www.xs4…

ゆいレール

沖縄初の軌道系型交通機関であるモノレール、愛称「ゆいレール」が8月10日に開業するそうだ。鉄道ファンならば乗りにいくのが正しいと思うが、とりあえずWWWページをのぞいてみると、ご利用案内(http://www.yui-rail.co.jp/use_guidance/index.htm)のページ…

今はもう

あゝ、もうなんだか秋のようだ。蒸し暑さすらも夏の名残のように思える。心はもうすっかり秋の準備ができて、あの季節特有の物悲しさや人恋しさを感じ取っている。もしこの後ほんとうに秋がきたら、吸いとられそうなくらい透き通った秋空の空虚さの前で途方…

サビ

歌にサビがあるように人の表情にもサビというのがある。昨夜、ホームへ通じる駅の階段を降りてたら、ちょうどホームまで降りきった女性が、階段の上で見送る男性の方を振り返って、何もいわずにただにこっと笑った。直前まではちょっと寂しげな印象の顔に見…

ドーレム

知人から貸してもらったDVD「ラーゼフォン」全9巻、26話(ラーゼフォン的には26楽章という方が正しいのかもしれない)をようやく見終えた。ちゃんとカタルシスを味あわせてくれるよくできた作品だった。最初に惹かれたのはウルトラマンシリーズでいうところ…

バーベキュー

7月24日付けのcapscrldays(http://portal.nifty.com/special03/07/24/)に、「人間は二種類あって、それはバーベキューやる人間とバーベキューをやらない人間に分かれる」と書いてあったけど、これはとてもよくわかる比喩なのだった。かくいうぼくも非バーベ…

夢のまた夢

会社の食堂が休みだったのでたまたま入った定食屋のテレビで、高校野球の地方大会を中継していた。なんとたまたまぼくの母校が試合をしていて、相手はかなりの強豪にも関わらず1対0と勝っていた。7回の2アウト満塁のピンチを乗り切ったところで、店を出たが…

メロンパン

世界が巨大なメロンパンだとすると、ぼくらは一粒一粒のレーズンだ。みんなそれぞれに渋くてかさかさでいびつな形をしているけど、メロンパンの単調さ、やるせないほどの大きさを補うには十分だ。でも、たいていのメロンパンにはレーズンは入っていない。明…

ラーゼフォン

『攻殻機動隊』に続いてまた面白いアニメを貸してもらっている。『ラーゼフォン』だ。敵のような立場で次か次へとくりだされるドーレムという巨大ロボット?が気持ち悪くていい。特にお気に入りはフォルテッシモという赤くて、顔のゆがんだドーレム。

サトサレ

諭されてしまった。いわば、ぼくはゴキブリを見かけたときに戸を閉め切って外に出ないような生き方をしていると。そうではなく、ゴキブリに立ち向かわなきゃだめだと。逃げているから余計にゴキブリの存在が大きくなり、息苦しさが増しているのだ。確かにゴ…

すいか

大げさにいうと、心のよりどころになりそうなドラマ。日本テレビ系で土曜夜9時からやっている。http://www.ntv.co.jp/suika/主演は小林聡美で、脚本は『やっぱり猫が好き』でおもしろいエピソードをたくさん書いた木皿泉だ。おもしろくないわけがない。舞台…

呪文

多分この呪いをとくための呪文がどこかにあると思うのだけど、なかなか見つからない。ビビデバビデブーでもないし、マハリクマハリタでもないし、鼻をぴくぴく動かしてみても何も起きない。その呪文を唱えた人はすべてを忘れることができるので、その呪文も…

Silver Lining

ふうっ、と思わずため息ばかりがもれそうになる。だが今はじまったことじゃない。昔はもっとひどかった。せめては空を見てSilver Liningをさがしていよう。 So always look for the silver lining And try to find the sunny side of life. がんばろぅ。

秘密の金魚

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の第12話「タチコマの家出 映画監督の夢 ESCAPE FROM」で少女が昔読んだという『秘密の金魚』という話はサリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の中で主人公の兄が昔書いたという短編小説の題名。 誰にも自分の…

声優は短命?

「追悼…星になった声優達」(http://www2u.biglobe.ne.jp/~comefx99/star.htm)というところを見てたら、みんなかなり若くして亡くなっていることに気がついた。享年がわかっている人の平均を計算すると、男性57歳、女性44歳だ。何か声優には若死するような要…

笑い男

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のエピソードNo.04〜No.06は「笑い男」というサイバーテロリストをめぐるストーリーだった。この笑い男のロゴ(http://www25.big.or.jp/~mastermd/gateway.html)はとてもクールだ。周囲に書かれている英文は“I thought wha…

蜘蛛化

ネカマ作戦記(http://www.sakusenki.com/)自分専用の出会い系サイトを立ち上げてしまった、かなり「痛い」男に、2chの有志がネカマとなって近づき、ねちっこくなぶったプロジェクトの記録。もう2年以上も前に盛り上がったネタらしいのだが、いまさらながら面…

トンデモ本大賞

そういえば、『ゲーム脳の恐怖』は第12回日本トンデモ本大賞(http://homepage3.nifty.com/hirorin/tondemotaisho2003.htm)で2位だったそうだ。ほんとうに、血液型性格診断にしろゲーム脳にしろ、日本ではなぜちょっと考えれば間違いだとわかるような言説が簡…

血液型と○○ワールド

昨日は勤め先の宴会だったのだが、その席で血液型の話になり、A型には見えないといわれた。まあ、血液型と性格に関連性があるなどという根拠のない思い込みがよくこれだけ広まっているものだと感慨にたえない。とはいうものの、ぼくは自分では典型的なA型性…