クビ大と違和感

T. Mogamiさんのdiaryの2月8日2月9日の記事では、「首都大学東京」という名称の違和感を「(修飾的な名詞)+(名詞)+(固有名詞)」という日本語の常道を踏み外した語順に求めていて、その例として「宇宙戦艦大和」と「未来世紀ブラジル」を挙げている。でも、これらの例には、クビ大ほどの著しい逸脱がないように思うのは、気のせいだろうか。

むしろ、クビ大の違和感は、「首都」と「東京」という地理的にほぼ同じ範囲を指す言葉を二つ重ねているところにあるような気がする。たとえばどちらかを地理的でない言葉におきかえてみると、首都大学端麗。少なくとも首都大学東京ほどは変じゃない。魔法大学東京。これもOKだ。また、地理的な範囲を指す言葉でも範囲が異なる首都大学山形首都大学南青山は許される。

この項、ちょっと違うような気がしてきた。